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Vittoria Rubino PRO メカニック私的インプレ
展示会で気になっていたビットリアがフルモデルチェンジをしたタイヤを使ってみました。
 魔法の素材『GRAPHENE』を配合しているのが今回の大きな特徴になります。 近年注目のナノカーボン素材。タイヤに配合することで、高いグリップ力を維持しながらも耐摩耗性、耐久性を大幅にあげることができるのだそうです。
  まずは重量計測。オールラウンドをうたうタイヤだけに決して軽い部類ではないのですが軽い方。 カタログ値よりは少々重いのはご愛敬の範囲かと(^^;)
タイヤへの取り付けもガバガバの着脱しやすさは無いのですが、万が一のパンクの際もいきなり外れることにはならないくらいの硬さ加減。 
手で充分にはめ込める範囲の硬い方です。 評判の良いタイヤでも私でもタイヤレバーの誘惑にかられるほどはめるのが硬いタイヤは、やはりユーザーフレンドリーとは言いにくい。
 この辺りも扱いやすい方です。  リムにはめた感じがなんとなく、チューブラータイヤをはめた時と同じ感触なのはさすがはビットリア
 
 そして本日は雨上がりの濡れた路面というタイヤを試すには絶好のコンディション。
空気圧は下限7barで。  横半分くらいまであるトレッド部分のお蔭なのか、コーナーのぬれた路面でも滑ることは一度もなく、安心して下りでも速度が出せました。
 特に感じたのは路面の凹みなどはタイヤ自体がスムーズに変形をしているのか、とてもスムーズに凸凹を乗り越えてくれます。 
これも接地感がしっかりとあるので安心感につながりました。 
 さすがビットリア、下地(ケーシング)のしなやかさを凸凹では特に感じることができました。
コース後半にある路面がコンクリートの短いながらも20パーセントを超える激坂での乱暴なダンシングでも後輪がスリップすることなくこれまた好印象。
 これまでにもこの感触のタイヤは経験がありますが、レースタイヤなので耐久性や耐パンク性は少々犠牲に得ざるをえない。ふれこみ通り、それを犠牲にしないでいるのであればかなりのものだと感じます。
 メカニック目線ではありますが、乗りやすくて長持ちとなれば、誰にでもお勧めできるタイヤです!   上位modelコルサもございます。
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by narukiya | 2016-02-21 19:07 | 新着商品
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